スタッフ紹介
桑原 大彰
役職
皮膚がんセンター長
准教授
医学博士
専門分野・資格等
悪性腫瘍、先天性疾患、再建外科、マイクロサージャリー、下肢外科、美容
日本形成外科学会専門医
JBCTがん治療認定医
臨床研修指導医
形成外科領域指導医
皮膚腫瘍外科分野指導医
マイクロサージャリー分野指導医
レーザー分野指導医
緩和ケア研修修了
研究活動
(競争的資金・研究費取得)
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2022-24年度 文部科学省科学研究費助成事業助成金取得
(基盤研究C)課題番号 22K09871
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2020- 東京都立産業技術研究センター共同研究
事業倫理審査承認番号 ME2020-4 -
2019-21年度 文部科学省科学研究費助成事業助成金取得
(若手研究)課題番号 19K18920 -
2018年度 丸山記念助成金取得
腫瘍免疫に関する研究 - 2010年10月-2011年6月 治験
治験実施計画書番号 SNW-D2-01
(倫理委員会採択研究)
- 2021年-
神経再生誘導チューブとseeding素材による神経再生に関する研究 - 2021年-2023年
腰部交感神経節ブロックの血管拡張効果による創傷治癒促進の検討 - 2021年-
Poly-Ether Ether Ketone樹脂テンプレートを用いた顔面骨折治療の研究 - 2020年-
腋臭症の病態解析と非侵襲的治療開発の研究 - 2019年-2021年
腹部を網羅するレシピエント血管の作成と形態学的変化に関する研究 - 2017年-2018年
Soft Tissue Sarcoma in the Chest Wall (Finland) - 2014年-2015年
振動デバイスを用いた穿刺・注入の治療研究
眼瞼手術前後硬度に関する研究 - 2011年-2013年
ヒト組織移植によるケロイド動物モデルの研究
出身校
東邦大学 H19年卒業
経歴
2007年 東邦大学医学部医学科卒業
2009年 日本医科大学形成外科入局
2011年 日本医科大学形成外科助教
2014年 会津中央病院形成外科部長
2016年 Helsinki University Hospital, Finland (Clinical Fellow)
2017年 Chung Gung Memorial Hospital, Taiwan (Visiting Fellow)
2019年 日本医科大学形成外科講師
2020年 皮膚がんセンター長就任
2023年 日本医科大学特任准教授
代表論文
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【先天性耳介変形】
A Comparative Finite Element Analysis of Two Surgical Methods for Cryptotia. Kuwahara H, Akimoto M, Murakami M, Ogawa R.
Plast Reconstr Surg Glob Open. 2019. 26:7(7):e2315
※ 先天性耳介変形の手術には患児の耳ごとの3次元構造を把握し手術方法を選択する必要がある。有限要素法という手法を用い、特に埋没耳に対して主要な再建方法に対する3次元解析を行い、患児ごとの適切な手術方法を選択を提示した論文。また各種保存的治療(矯正加療)についての詳細も述べた。
- 【軟部悪性腫瘍】
Single-institusion, multidisciplinary experience of soft tissue sarcomas in the chest wall.
Kuwahara H, Salo J, Nevala R, Tukiainen E
Ann Plast Surg. 2019,83.82-88
※ 起源が異なるため一様の治療方針を持たない軟部悪性腫瘍を、治療方法の差異から5年生存率や再発率にどのように影響するかを述べ、外科治療のみならず補助療法(放射線治療や化学療法)併用に対する有用性につき報告した論文。 -
【軟部悪性腫瘍】
Diaphragm reconstruction combined with thoraco-abdominal wall reconstruction after tumor resection.
Kuwahara H, Salo J, Tukiainen E
J Plast Surg Hand Surg. 2017 Aug 31:1-6
※ 発症が稀な胸部軟部悪性腫瘍について症例集積し、体系的にまとめ特にその再建方法について詳細に報告した論文。
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【基礎研究】
Examination of epithelial mesenchymal transition in keloid tissue and discussion regarding its potential as a keloid therapy target.
Kuwahara H. Tosa M, Egawa S, Murakami M, Mohammad G, Ogawa R
Plast Reconstr Surg Glob Open. 2016 Nov 28;4(11):e1138
※ 悪性腫瘍や創傷治癒で関連が強く指摘されている上皮間葉転換(EMT)についてケロイド組織内においてもその存在を確認した世界で2番目の論文。ケロイドの治療薬としての可能性についても言及している。
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【皮膚癌】
メルケル細胞癌の実際と本邦における現状
桑原大彰、ヴィルベ・コルヨネン、小川令
日本形成外科学会会誌 2017年37巻7号 P365-373
※ 皮膚悪性腫瘍の内わが国でも増加傾向にあるメルケル細胞癌について、フィンランド大学と共同で疫学調査を行い、稀であるが極めて悪性度の高い本疾患についての診断や治療方法などを概説したもの。
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【疼痛解析】
Using a vibration device to ease pain during facial needling and injection.
Kuwahara H, Ogawa R
Eplasty. 2016 Feb Vol.16: 65-72
※ 針穿刺の際の疼痛を緩和できるか否か、振動器具を用いてデータ解析を行いこれを証した論文。
趣味
ワークアウト、ゴルフ、酒器収集、唎酒師日本酒)
ひと言
病気だけではなく人を診る、個々人に最良の医療を提供する