はじめての血管腫や青あざ治療の経過と副作用
はじめに
レーザー治療は、基本的に大きなあざや、目に近いあざなどは全身麻酔で行います。それ以外については、火曜日午前中や水曜日午後に局所麻酔で施行いたします。
赤あざ(血管腫)や青あざ(異所性蒙古斑や太田母斑)のどちらの方も下記「はじめに」「経過と副作用」をお読みください。
経過と副作用
レーザー照射後は軽いやけどの状態であり、安静や冷却は、照射部の疼痛を軽減してくれます。
1.薬局等で、傷にくっつかないガーゼや絆創膏を購入。
2.塗り薬をたっぷりガーゼなどに塗り、患部にあてる。
3.はがれないように、肌にやさしいテープなどでガーゼを固定したり、絆創膏を補強する。
4.この時に、テープを照射部分に決して貼らないように気を付けてください!(皮膚がはがれて痕になります)
もし、水ぶくれができてしまった場合には、【無理に破らずに、夕方までなら当日、そうでなければ翌日、形成外科の外来を受診する】といった方法をとってください。
- 当日だけはさっと入る程度にして、湯船につからないようにしましょう。心配なら翌日からのシャワー浴でも構いません。こすらず優しく泡立てたボディーソープと流水で洗って下さい。
- 退院後の活動の制限はありません。運動なども大丈夫です。保育園、幼稚園、学校への登校、登園も問題ありません。体育もOKです。ただ照射部は「こすれ」には弱いので注意しましょう。