地図・交通案内
お問い合わせ
サイトマップ
NICU病棟 新生児特定集中治療室
当院のNICUは、新生児特定集中治療室管理加算をとり、3：1の看護を行っています。病床数は3床でスタッフは10名（看護師６名、助産師４名）で勤務しています。院内外で出生した新生児を受け入れ、妊娠34週以降かつ出生体重1800g以上の早産・低出生体重児、呼吸障害や黄疸・低血糖などで入院する新生児の看護を行っています。関連部署の母子センターと小児・成人混合病棟と協力し、母子がそれぞれどのような生活環境で過ごされ、育児に対しての母親の思いを共有しながら、日々の看護ケアや育児指導を行っています。
特に、入院後は出生後すぐに母子分離状態になってしまうため、母親の思いを傾聴し、希望に添える看護や短い面会時間の中で母親と赤ちゃんをつなぐ看護ができるよう心掛けています。また、スタッフはNCPRを取得し、勉強会を行い、知識の向上や看護の質のケアの向上を目指しています。
きらりと光るナース M.Kさん 2018年入職
私は、出身校の実習先であったこと、学校の先輩や後輩と共に看護ができること、小児・成人混合病棟は子どもから成人まで様々な年齢を対象とした看護を学べることに魅力を感じ入職しました。NICUの赤ちゃんは自分で痛みや思いを訴えることができないため、私たちの観察力や気付きがとても大切になります。常に赤ちゃんが今どんな思いかなぁ？辛くないかなぁ？と考え、仕事をしています。そして、赤ちゃんの入院に対して不安がある母親へ育児指導を行った際には、母親より「こんなによく見てくださっているのならとっても安心です」と笑顔で話してくれます。NICUには、心肺蘇生や人工呼吸器を必要とする赤ちゃん、母親が弛緩出血で救命救急センターに入院というような背景の赤ちゃんも入院します。そのような赤ちゃんが治療や私たちの看護を通してどんどん元気になっていく姿を見るときやNICUで赤ちゃんと面会する母親へのサポートができた時はやりがいを感じます。
