中央手術室 手術室、検査室
手術室では看護師44名、看護助手1名、看護クラーク1名が勤務しています。手術室と検査室は1看護単位として機能し、手術や内視鏡検査、血管造影検査が安全・円滑に進むよう他職種と連携しながら看護を実践しています。手術においては外来患者さんの日帰り手術も行っており、全身麻酔・局所麻酔合わせて年間5000例以上の手術が行われています。内視鏡検査は上部・下部・透視検査を含めて年間6100例以上、血管造影は心臓・脳血管造影を740例以上行っています。地域の基幹病院としてハイリスク症例の受け入れを担っており、緊急手術・検査も多く緊張感が高い職場ですが、お互いに声を掛け合い、他職種とも協力体制をとりながら、迅速に対応しています。そして、患者さんの緊張を少しでも和らげ、スタッフ一同笑顔で患者さんを迎え入れ、手術室や検査室の雰囲気が明るくなるよう心がけて頑張っています。
きらりと光るナース S.Tさん 2004年入職
私は入職時に消化器・呼吸器外科病棟で勤務し、2年前に手術室に異動しました。異動当初は右も左も分からず大変でしたが、医師や同僚スタッフの皆さんに助けてもらいながら頑張れました。当手術室は育児中の看護師が多く、私も子育て真最中で先輩ママパパさんに子育てについても相談に乗ってもらい、仕事以外の面でもとても心強い存在です。また東京ストーマリハビリテーション講習会を修了しており、ストーマを造設される患者さんには術前・手術中・手術後・退院後の外来受診時のケアにも携わっています。患者さんの表情や体調の変化に気づき、言動から困っている事はないかを予測し、情報を提供する事でより良い日常生活が送れるよう日々関わっています。患者さんの今の声を聞き、迅速に対応する事で安心感を与えられる看護が出来るよう、そして日進月歩する医療に乗り遅れないよう、今も学習しながら日々の看護ケアを頑張っています。