CNS・CN 専門看護師・認定看護師
当院には、専門看護師、認定看護師の一部が専従看護師として活躍しています。専従看護師とは、特定の業務に特化して活動をする看護師のことを言います。例えば、がん専門看護師は患者相談窓口において、がん患者さんとそのご家族の困りごとに対応しています。
老人看護専門看護師は認知症ケアチームにて、乳がん看護認定看護師は緩和ケアチームにて専門的な知識を基にアドバイスや直接ケアを行っています。
また、皮膚・排泄ケア認定看護師は、創傷、人工肛門や人工膀胱、失禁ケアを主治医と連携し、手技指導やケアをしています。そして、特定行為研修を修了したクリティカルケア認定看護師は、血管確保が困難な患者さんに末梢挿入型中心静脈カテーテル(PICC)の留置を行うなど、知識や技術を提供しています。患者さんがより良い療養生活が送れるよう、専従看護師間では必要に応じて情報共有しながら、お互いの知力を提供し、個別性のあるケアを目指して活動しています。
きらりと光るナース M.Fさん 精神看護専門看護師 2020年入職
2020年9月にキャリア転職をし、精神科リエゾンチーム専従看護師として2021年1月から活動をしています。
これまで、せん妄や抑うつの方と接することが多々あり、対応に苦慮していました。そんな時、学生の頃に耳にしたリエゾンナースの存在を思い出し、大学院に進学し専門看護師になりました。1人で組織を動かすことの困難さを痛感し悩んでいたところ、既にリエゾンチームがある当院をHPで見つけ就職しました。
救命救急センターには自殺企図した方も多く搬送されます。2021年12月から自殺再発予防のための継続支援を開始しました。24週のサポート期間中に、一緒に問題解決に取り組み、社会資源導入などを行っています。
私は当院でやりたいことを形にしていくことができました。就職や転職をお考えの皆様もこんな看護がしたいという考えがあると思います。看護部の皆様方と一緒に方法を考えながら、自分のやりたい看護の実現に向けて活動してみませんか?