B1病棟 救命救急センター

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 救命救急センターは、3次救急の初期診療をはじめ、ICU 10床、HCU 9床を有し、看護師61名、看護助手2名が勤務しています。初期診療の対応から、その後の集中治療、回復への支援と看護は多岐にわたります。初期診療では、患者さんを救命するための治療を少しでも早期に提供できるようDoctor Ambulanceの運用も行っています。医師、救急救命士とともに院外へ出動し、現場活動も行えることは当救命救急センターの魅力のひとつです。
 脳血管疾患、循環器疾患、重症外傷、重症熱傷、敗血症など様々な疾患の方が入院されます。それぞれの疾患に関する治療や看護に加え、ECMOや血液浄化療法などの医療機器の知識も必要なため、学習は大変ですが、その分やりがいはあります。医師はもちろんリハビリスタッフ、医療ソーシャルワーカー、公認心理士などと協働し、患者さまの社会復帰に向け支援を行っています。

きらりと光るナース M.Fさん 2020年入職

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 私は幼少期から救命領域に憧れがあり日本医科大学看護専門学校に入学しました。学生時代は4病院で実習をしました。多摩永山病院は人の優しさや雰囲気が最も良く、看護を行っていく上で重要で、魅力的だと感じていました。
 入職後は救命救急センターへ配属となりました。初療室をはじめ、急性期(集中治療室)、回復期(高度治療室)までが一体化となっているため、幅広い分野や病期を看ることができます。重症患者さんの受け持ちを任せてもらえた時や患者さんの回復過程を間近で見ると、やりがいや達成感を感じます。
 当院の強みは、アットホームでチームワークよく助け合うことができることだと思います。私自身、反省したり葛藤したりすることもありますが、「人の優しさ」に何度も救われてきました。日々の励みになるだけではなく、良好な人間関係構築により長期的なモチベーションにも繋がると感じています。