主な研究内容

iwai
細胞生物学分野
岩井 佳子 大学院教授
  • がん治療の革命を起こした免疫チェックポイント阻害剤抗PD-1抗体、ニボルマブ(商品名オプジーボ)。2018年ノーベル生理学医学賞を受賞した京都大学本庶佑教授の研究室でニボルマブの開発を行った経験と、全国有数のがん拠点病院である日本医科大学ならではのアドバンテージをいかして、当研究室では、がん免疫の基礎研究と新しい診断・治療法の開発に取り組んでいます。免疫システムの二大特徴である「自己寛容」と「免疫記憶」を研究テーマとして、実臨床に役立つ研究を目指しています。


    1.がん免疫療法および診断法の開発
    2.T細胞記憶とT細胞疲弊の分子メカニズム
    3.インビボイメージングシステムを用いた免疫細胞遊走の解析