■ 更新情報
2024.10.16 令和5(2023)年度 日本医科大学共同研究施設紀要を公開しました
2024.10.16 共同利用機器一覧を更新しました
2024.10.16 研究施設概要一覧を更新しました
医学の発展に必要な疾患モデル動物導入や最先端のin vivoイメージング解析にも対応した高度な飼育管理環境を整備し、正しい科学性と倫理性に基づいた研究を行うための安全性や動物福祉へのコンプライアンスに適合した施設として本学における教育・研究を支援しています。
磁気共鳴分析室では、生物試料を対象としたNMR技術の研究開発を行っています。当室の特色として、新しい分析手法である「NMRモード解析法」を血清検査に応用する臨床研究が挙げられます。また組織等の非破壊的測定ができる「FGMAS」機能も実装され、新しい病態評価法の開発も期待されています。
生命科学研究センター棟及び丸山記念研究棟内の共同利用実験室に次世代シーケンサーやリアルタイムPCR装置を含む分子生物学実験関連装置、病理組織標本作製装置、組織培養設備、各種分析装置を配備し、臨床医を中心とした利用者の研究や医学部学生の教育をサポートしています。
分子解析研究室では、核酸やタンパク質といった分子の解析機器を備えています。具体的には、分離・精製用の超遠心機、タンパク質・代謝物の解析用の質量分析器、検出に用いる吸光度測定機器やイメージャー、核酸を増幅・定量するためのサーマルサイクラーのほか、次世代シーケンサーを保有しています。
フローサイトメーターは1細胞レベルで細胞の特性を解析する機器です。目的の分子を発現する細胞を同定し解析するセルアナライザーが3機、それらの細胞を分取するセルソーターが2機設置されており、各々の機器の特性を生かして実験動物や臨床検体の解析に貢献しています。
千葉北総病院研究室は、核酸や蛋白、細胞培養、病理、P2、動物実験室から構成され、細胞培養や動物実験、フローサイトメトリー、リアルタイムPCR、病理組織研究を行うことができます。ディープフリーザー、オートクレーブ、遠心機等の装置を随時刷新し、利用者の研究をサポートしています。