医療支援報告⑥
第1陣から第11陣までの疾患別患者数と割合に関して本学6年生の田邊智英君が集計をしてくれました。田邊智英君は第4陣にも参加し、日本医科大学チームのロジスチックスとして活躍しました。
診療した患者数は次第に減少傾向であることがわかります。また、疾患別患者割合では第7陣でアレルギー疾患が一時的に増加しましたが、分類が困難なその他の疾患が増加している傾向がうかがえます。身体疾患の治療を中心とした医療支援から、長期避難所生活から生じる多様な症状に対応する医療支援体制を考慮すべき結果と考えます。また、引き続き呼吸器系の疾患割合が高く、集団生活での感染予防に留意すべきと考えます。
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