新人看護師教育 ~あなたの不安を自信に変えるために~
新人看護師教育の基本方針
全職員で新人看護師を支援し、共に支えあうことで職場に適応でき、看護実践の基礎を形成することを目指します。
また、新人看護師が看護師として必要な姿勢・態度並びに卒後一年間に習得すべき知識、技術を明示し、それらの要素が臨床実践の場で統合され、看護部が定める臨床実践能力(コンピテンシー)新人レベルを修得できるように育成します。
指導体制
指導体制は、厚生労働省、日本看護協会が提示している「新人看護職員研修制度」に則り、全看護職員で新人看護師の教育方針を共有し、新人看護師が看護実践能力を獲得するために不安を緩和し職場適応の支援や精神的支援を行ないます。
また入職後約3ヶ月間は、専任の看護実践指導者を配置して、じっくり納得がいくまで指導が受けられるような体制をとっています。
新人看護職員育成体制
教育内容と方法
教育内容は、厚生労働省の指針に示されている3つの要素で、看護師として必要な(1)姿勢と態度(2)看護実践における技術的側面(3)管理的側面に関する内容。その方法として看護部集合研修(off-JT)と配属部署での研修(on-JT)を計画的に連動しながら進めていきます。
1.入職時オリエンテーション
オリエンテーションにおいては、(1)社会人、組織人、看護専門職として病院組織の理解を深め、(2)当院の看護職員としての態度・姿勢、(3)臨床現場で安全に実施する基本的看護技術等について学びます。
内容は、当院組織の特徴と機能、看護部概要、採血・静脈注射の演習、看護記録、ME機器の取り扱い、医療安全・感染防止技術、接遇などです。
令和5年度看護部新入看護職員オリエンテーションスケジュール (PDF:120KB)
オリエンテーションの様子
感染防止
医療安全
看護技術
警察(防犯)・消防(防火・防災等について)
総合演習
褥瘡対策
ME機器の取り扱い
歓迎会
2.新人看護師育成コース
育成コースは、新人看護師の成長発達段階に応じて看護師として必要とされる専門知識と技術・態度などについて集合研修を行ないます。これは講義、グループワーク、演習、ロールプレイ、事例検討などの方法で実施しています。
令和5年度の育成コース内容はこちら (PDF:217KB)