腎臓(全身性エリテマトーデス・IgA腎症・学校検尿)外来
- 全身性エリテマトーデス(SLE)や合併する腎臓病(ループスlupus腎炎)の診断と治療を専門に行います。SLEでは自己抗体(抗dsDNA抗体)がからだで作られ、自分の組織を攻撃する病気です。とくに腎臓の障害を受けると、血尿、蛋白尿が認められます。早期の治療が重要で、ステロイドと免疫抑制薬の組み合わせが大切です。
- IgA腎症の診断・治療に積極的に関わっています。IgA腎症の方には、扁桃摘出+ステロイドパルス療法を用いて根治を目指します。
- 学校検尿(学校検診尿検査)の3次検診・4次検診などの精密検査にとくに力を入れています。学校検尿における尿異常者に対する腎生検を含めた精密検査を実施し、その結果に基づいて治療を行います。
- 急性腎炎・慢性腎炎・ネフローゼ症候群の診断・治療を行います。
- 全身性エリテマトーデス(SLE)に合併する腎炎(ループス腎炎)・混合性結合組織病(MCTD)・強皮症など小児期発症のリウマチ・膠原病に伴う腎臓病の治療・管理をリウマチ学会専門医が担当します。
- 全身性エリテマトーデス(SLE)のために他の医療機関に通院中の方で、腎生検を希望される方もご相談ください。
- 小児期の腎疾患に対する腎生検数は2,000例を超えており、これらに基づいて治療を行っています。
- 日本医科大学には、日本医科大学付属病院以外に3つの付属病院(日本医科大学千葉北総病院、日本医科大学武蔵小杉病院、日本医科大学多摩永山病院)に腎臓外来があります。
お問い合わせ
日本医科大学付属病院
〒113-8603 東京都文京区千駄木1-1-5
TEL: 03-3822-2131(代表)
夜間・休日救急外来
TEL: 03-5814-6119
(午後4時00分~翌日午前8時00分・土曜:午後2時00分~翌日 午前8時00分)
※休日(日曜・祝祭日、年末年始(12月30日~1月4日))、創立記念日は24時間対応しております。