日本医科大学多摩永山病院では、薬学部の実務実習生(5年生)の受入れを行なっています。
「認定実務実習指導薬剤師」「日病薬認定指導薬剤師」を中心に、コアカリキュラムに則った上で実習を行います。各期に約10名の実習生を受入れており、1期を3つのクールに分けて実習を実施しています。
セントラル業務(調剤・注射)、病棟、医薬品情報室、外来化学療法室、手術室、
医薬品管理室、治験管理業務の実習を行います。病棟実習は専任の薬剤師が担当となり、薬剤だけでなく病態についても学べる環境となっています。
当院には、がん薬物療法認定、緩和薬物療法認定薬剤師、抗菌化学療法認定薬剤師、救命認定薬剤師、DMATなどの専門・認定資格を有した職員が在籍しており、それぞれの領域における専門薬剤師から実習を受けられます。
実務実習計画書 (PDF) 過去の実習スケジュール(例) (PDF)
学生が病棟実習で経験した症例に対して、薬物療法のアセスメントからプランまでを2グループに分かれて話し合いを行います。それぞれのグループが発表し、ディスカッションを行なうことで患者さんにとっての適切な治療計画を検討します。
活発な意見交換を行なうことにより、さまざまな視点からの考えを身に付けます。
実習最終週に、実習を通して興味をもった分野や症例に対しての報告会を行います。
調べた事を症例に反映させるだけでなく、ディスカッションを通して学んだ「患者さんにとって適切な医療」を検討した内容を発表しています。
発表の際に学生からの質問も多数あり、活発な報告会となっています。

当院での実習に際し、事前注意事項があります。実習中の注意点や実習初日のお知らせ、事前動画視聴案内とアンケートを記載してありますのでご一読ください。