腎臓内科

腎臓は異常になっても症状が現れにくい臓器です。将来的な末期腎不全のリスクを減らすためには、少しでも早い段階での発見・治療が望まれます。さらに腎臓疾患のほとんどは多数の複合因子が絡んで発症し、進行して行きます。当科では対症治療のみでなく根本治療的視点を取り入れた「木を見て森も見る」医療を目指しています。すべての腎疾患に対応しておりますのでお気軽に受診してください。
また高齢化が進んでいるわが国では糖尿病・高血圧・高尿酸血症などの動脈硬化性疾患による腎臓病も増加しています。2022年4月からはあらたに糖尿病・内分泌代謝疾患を専門とする医師もチームに加わりました。医師・看護師・管理栄養士・薬剤師などの多職種が誠心誠意治療にあたらせていただきます。
残念ながら腎代替療法が必要となってしまった場合には、療法選択に十分な時間をかけ、納得いただいた上で適した治療法を提供します。透析に入られた後の合併症に対しても対応致します。

腎臓内科　部長　金子 朋広