放射線治療科
放射線治療はがん治療の3本柱のひとつであり、体に負担が少なく臓器の温存が可能なため、高い生活の質(QoL; Quality of Life)を維持しつつ治癒を期待することができる治療です。放射線治療単独での治療のほかに薬物療法や手術療法と併用することもあります。
当院でも、新病院に移転した2021年9月から、放射線治療部門が新設され、地域の皆様に放射線治療を提供する事が可能となりました。
また、粒子線治療など特殊治療に関する知識を有する医師も在籍しており、メリット・デメリットについて説明することが可能です。このように、当科では広い範囲の放射線治療を実施し、特殊な放射線治療についても十分に理解していますので、セカンドオピニオンを含めてご相談をお受けすることができます。
放射線治療は、がん診療に関わる各診療科との連携が重要であり、各疾患領域のカンファレンスに参加するだけではなくを、ご紹介いただいた先生と直接相談する等の密な連携をすることで、最良の放射線治療を行うようにしています。
さらに、放射線治療を順調に継続するためには、がん診療に関わる診療科や紹介医との連携のみでなく、放射線治療部門に属する放射線の品質管理者、診療放射線技師、看護師、事務員等のメディカルスタッフとの協力が必須です。
当科でもそれぞれを担当するメディカルスタッフが複数名と充実しており、患者さんの気持ちに寄り添い患者さんに優しい放射線治療を提供できるように心がけております。
放射線治療科 部長 村松 博之
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Canon社製 治療計画CT(CTシュミレーター)
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