血液内科

血液内科は、「患者さんから信頼される心のこもった医療」を理念に、白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの造血器腫瘍だけでなく、再生不良性貧血や自己免疫性血小板減少性紫斑病などすべての血液疾患の診察をしております。血液疾患の診断には、遺伝子変異解析など新たな検査が必要となりますが、私たちは、常に最先端研究を行い、最新の診断法を患者さんに行っております。特に急性骨髄性白血病に対しての遺伝子診断に関しては本邦においてトップ施設であると自負しております。

また、血液疾患の治療には、多くの新規治療薬が登場してきております。私たちは日本血液学会の認定施設として血液疾患の最新の標準治療を行うだけでなく、新規治療薬の「治験」を行うことで新たな治療法の開発に取り組んでおります。現在行っている「治験」に関してはリンクをしてあります「私設ホームページ」をご参照ください。

また、日本造血・細胞免疫療法学会の認定施設としてこれまで約500症例の造血幹細胞移植を行ってきました。造血幹細胞移植治療は患者さんに大きな負担がかかる治療法で、時には人工呼吸器や透析などの集中治療が必要となります。当院は本邦で最も集中治療が充実をした施設ですので、万が一これらが必要になっても万全の体制で治療を行います。

私たちの教室には多くの経験豊富な専門医や最先端研究に精通した医師が在籍をしており、「セカンドオピニオン」も常に受け付けております。「セカンドオピニオン」に関してもリンクをしてあります「私設ホームページ」をぜひご参照ください。

血液内科 部長　山口 博樹