転倒・転落予防について
ご注意ください
このような時に、転倒・転落してまうことがあります。
- 立ちくらみを起こしたとき
- 急に体の向きを変えたとき
- 落としたものを拾おうとしたとき
- 立とうとして掴まったら、テーブルが動いたとき
- 車イスに乗ろうと手を伸ばしたとき
- 睡眠薬や安定剤を内服したとき
予防対策のため、以下をお願いいたします。
- ゆっくり起き上がって、3つ数えてから動きましょう。
- 履き物はきちんと履きましょう弾性ストッキングのままの歩行は危険です。
- 歩く時は手すりに掴まって歩きましょう。
- ふらっとしたら座ってナースコールを押しましょう。
- 夜間目が覚めてトイレに行く時は、看護師を呼んでください。
ベッド柵は常に両側をあげておくようにしてください。
当院でおすすめしている はき物
- 普段、はいていて、滑らない、かかとが覆われているはき物などが安全です。
はき物やはき方でも転倒の原因になってしまいます。
危険なはき物・はき方
- 滑らかすぎる。
- かかとが覆われていない。
- キチンと履いていない。
転倒により、骨折・頭部外傷の恐れがあります。
転倒・転落してしまったら
もしも転倒・転落した後に、次の事項にあてはまることがありましたら、看護師や
医師にお知らせください。
- 頭痛がだんだん強くなった時
- 吐き気や食べ物を吐いたりする時(小児の場合は、すぐに嘔吐をすることがありますが、それが何回にもおよぶ時)
- 手足が動きにくくなったり、痺れ(しびれ)たり、手に持ったものを落としたりすることがある時
- ぼんやりしてきたり、直ぐに眠くなってしまい、起こされてもなかなか起きられない時
- 全身・手・足・顔などにけいれんが起こった時
- 打撲部の痛みがひどくなってきた時
- 以前と比べてからだの動きが鈍くなった時
あまり神経質になることはありませんが、心配なことや、わからないことがありましたら、いつでもご相談をお受けいたします。