クリニカルパスとは
ある病気の治療や検査に対して、標準化された患者さんのスケジュールを表にまとめたものです。医師や看護師・薬剤師・管理栄養士などの多くのメディカル・スタッフと事務部門が共同して治療や検査ごとに1つずつ作成されています。
患者さん用クリニカルパスには、入院してからの検査や治療、食事・処置、そのための準備、退院後の生活に関する注意事項等が説明されています。
クリニカルパスを用いることで、私たち医療者は患者さんと入院中の経過を共有し、医療をより安全にすすめることができます。
クリニカルパス使用の目的
1.患者さん、ご家族と医療従事者間での臨床経過の共有
2.チーム医療強化
3.医療の標準化
クリニカルパスを用いて説明を受けることにより、入院中のスケジュールを把握することができ、より安心して治療や検査を受けていただけると考えています。
クリニカルパスは、患者さんに関わる院内の様々なスタッフにより作成され、日々発展する医療において科学的根拠に基づいた治療や検査を、安全かつ合理的にすすめます。
適用実績・活動実績
パス種類一覧 (PDF:304KB) (PDF:304KB)
2021年度各診療科別 適用数・適用率 (PDF:293KB)
2022年度各診療科別 適用数・適用率 (PDF:293KB)
2023年度各診療科別 適用数・適用率 (PDF:343KB)
第20回 日本クリニカルパス学会発表資料 ≫学会情報はコチラ
●看護師のクリニカルパス適正使用に向けた取り組みと今後の課題 (PDF:745KB)
第21回 日本クリニカルパス学会発表資料 ≫学会情報はコチラ
●医事課視線から解析した婦人・乳腺科領域におけるバリアンス分析 (PDF:1044KB)
診療科別クリニカルパス一覧
ご注意
クリニカルパスがまだ作成されていない検査や治療もあります。
患者さんの状態によって基本となるスケジュールと異なる場合もございます。
2024年7月27日