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睡眠時無呼吸症候群診療のご紹介

当科では睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)の検査および治療を行っております。睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に上気道(空気の通り道)が狭くなる、または塞がることで夜間に繰り返し無呼吸となる(呼吸が止まる)病気です。無呼吸となることで血液中の酸素が低下し、夜間に何度も目が覚めることで日中の眠気が増加し、最終的にさまざまな疾患と関連することが報告されています。また交通事故の原因としても有名となりました。

以下の症状がある方は検査をお勧めいたします

  • ひどい いびき をかく
  • 日中に強い眠気を自覚する
  • 睡眠中の無呼吸を指摘されたことがある
  • 起床時の頭痛, 倦怠感, 熟眠感の欠如を感じている
  • 夜間 頻繁にトイレに行く
  • 寝汗, 動悸, 頻繁な体動(寝相が悪い, 手足がよく動く)
  • 運転中の事故またはニアミスを起こしたことがある

検査方法

ポリソムノグラフィー(PSG:PolySomnoGraphy)という機械を装着し就寝します。PSGは2種類あります。
〇精密PSG:1泊の入院検査となります。無呼吸のタイプや重症度が評価できます。
〇簡易PSG:自宅で2日間かけて検査を行います。無呼吸が有るか無いかを診断します。
*簡易PSG検査で無呼吸が診断された場合は精密検査をお勧めしております。

睡眠時無呼吸外来は、事前予約が必要となります。当院の医療連携室までご連絡ください。
(0476-99-1810(直通)または0476-99-1111(代表))

紹介状の無い方、予約の無い方も第1,3月曜日に受診可能です(ただし、待ち時間が長くなる可能性があります)。

治療法

精密PSG検査の結果、AHI(無呼吸低呼吸指数)が20回/1時間を越えている場合はCPAP(陽圧呼吸療法)の適応と判断されます(保険診療適用)。その他の治療法として口腔内装置療法(マウスピース)を希望される場合は当院歯科口腔外科への受診も可能です。
鼻腔内や咽喉頭(のど)に問題がある場合は当院耳鼻咽喉科への受診も可能です。

ポリソムノグラフィー(精密PSG)の直接申し込み受付開始のお知らせ

精密PSG検査を医療機関様から直接申し込めるようになりました。外来受診なく検査入院となります。専用の申し込み用紙 (PDF:87KB)(PSG専用診療情報提供書へのリンク)に必要事項を記入いただき当院の医療連携室までFAX (0476-99-1991)ください。当院より患者様に連絡させていただき、検査の予約、入院手続き等を行います。検査の約3週間後に検査結果を医療機関様に郵送させていただきます。詳細は申し込みから検査結果受領までの流れをご参照ください。