栄養科

栄養科のご紹介

健康回復、疾病予防には、食事の管理が大きく影響します。栄養科では患者さんの栄養状態を向上させるため病態に合わせた栄養管理、栄養指導、安全でおいしい食事の提供に努め、早期退院に貢献することを目標としています。

入院食

一般食、妊娠後期・産婦食、小児食、嚥下食(経口訓練食・ペースト食・やわらか食・ムース食)、エネルギー・塩分・脂肪・タンパク質各種コントロール食、胃・十二指腸潰瘍食、術後食、低残渣食等を医師の指示により、患者さんの病態に合わせ提供しています。
また、治療の影響等で食欲が低下した患者さん向けに、提供量を半分にし、アイスや果物など食べやすい食品や高栄養食品を付加できる食欲不振対応食がございます。

形態別食事提供の工夫

ペースト食

易消化の食事をペーストにしています。咀嚼を必要とせず、送り込みが困難な方にも食べやすい食事です。

ムース食

舌でつぶせる硬さで、ムース状の形態。咀嚼機能低下のため通常の食事では摂取困難な方に向けた食事です。

やわらか食

固いものや繊維質の食事は除き、軟らかい食材やムース状の食材を使い、咀嚼しやすいように調理した食事です。

選択食

朝は選択メニューを実施しています。週に一度献立の記載されたカードを配布し、A献立（ごはん献立）とB献立（パン献立）のお好きなほうをお選びいただけます。
（提供の食事の種類や禁止食品等によって実施対象者が異なります。）

行事食

患者さんの入院中の楽しみにつながるよう暦の行事に合わせ、季節の食材を使用した行事食を月1～2回実施しています。

1月：元旦                                                                      7月：七夕
      

11月：秋の実り御膳　　　　　　　　　　　12月：クリスマス
   　

栄養相談

当院では外来・入院ともに予約制で患者さんのライフスタイルや食習慣に合わせた栄養指導を行っております。当日予約も承っておりますので食事や栄養のことでお困りの方はお気軽に主治医にお申し出ください。

チーム医療

入院患者さんの栄養不良状態を改善するため、多職種と共に活動を行っています。
（NST・褥瘡・透析予防外来等）
当院は日本静脈経腸栄養学会が認定するNST稼働施設として認定されています。

専門・認定管理栄養士