PET /CT検査
PET (Positron Emission Tomography) とは
体内に注射されたわずかな量の放射性物質(FDGあるいはアミロイド製剤)の分布を調べる画像検査であり、PETカメラとCTが合体したPET/CT装置で撮像します。
検査室内、待機エリアともにミントグリーンを基調とした穏やかな空間です。
FDGを用いるPET/CTについて
◆FDGはブドウ糖にフッ素‐18〔18F〕という放射性物質を付けた薬剤です。
◆活発ながん細胞は、正常細胞よりもたくさんのブドウ糖を吸収して成長します。同じようにがん細胞に多く取り込まれるFDGを画像に映し出します。
◆1回の検査でほぼ全身をチェックして、「がん」の位置や大きさ、転移がないか、治療後の再発がないかを調べます。
◆安全で身体的な負担が少ないことも大きな特色です。FDGに対するアレルギー反応や、検査に伴う放射線障害はほとんど起こりません。
[PET/CT(FDG)で見つけやすいがん]
◆頭頚部・甲状腺・肺・乳房・食道・大腸・膵臓・子宮・卵巣などのがん。悪性リンパ腫、悪性黒色腫、骨腫瘍など。
◆FDGが集まりにくい胃や肝臓・胆道がんや、正常でもFDGが集まりやすい脳・心臓・腎臓・尿管・膀胱・前立腺などのがんはPETでも見つけにくいといわれています。
[検査の流れ]
◆受付から検査終了までは3~4時間です。
◆食事や糖分の摂取は検査の6時間前から禁止です。
[よくあるご質問]
PET/CT(FDG)のご依頼について
当院では、健康診断(自由診療)と保険適応のPET/CT(FDG)検査を行っています。健康診断は患者さんご自身から、保険適応検査は医療機関からのご依頼をお受けしています。次のそれぞれのページで詳細を紹介いたします。
お問い合わせ先
放射線センターPET検査室:
医療機関から:0476 - 99 - 0158(直通)
患者さんから:0476 - 99 - 1111(代表)
受付時間 月~金曜日 9:00 - 16:00