センター長挨拶
2016年1月、法人のガバナンス体制を整えるために、研究統括センターが設置されました。
本センターは、法人として指針等の順守に必要な研究支援体制を構築するとともに、人を対象とする医学系研究をはじめ、2大学、付属4病院等における公的資金等外部資金の獲得や研究シーズ、研究情報の収集・蓄積・活用等に関し、全組織横断的に研究活動を統括し、研究戦略部門、研究管理部門及び臨床研究部門の3部門において活動しております。2019年4月からは、業務内容を見直すとともに部門の名称を変更し、各部門に部門長を置き、業務を遂行しております。
この領域では、「臨床研究法」施行により、2018年、大きな環境の変化がありました。さらに、「人を対象とする生命科学・医学研究に関する倫理指針」が2021年6月30日に改正され、施行されております。この臨床研究をめぐる、めまぐるしい変化に今後もしっかり対応していきます。
現在、臨床研究のさらなる活性化は、本学の果たしている役割などを考慮すると、避けて通れない事項と考えています。治験機会を得て、新しい診療をいち早く経験していくことは、本学の診療の先進性に直結すると考えます。
研究体制の効率化が確実に実行できるよう、3部門の協力の元、業務を遂行しております。
皆様方からのご支援ご協力をお願い申し上げます。
学校法人日本医科大学
研究統括センター
センター長 弦間 昭彦
(日本医科大学学長)