受託研究
学外からの受託を受けて、日本医科大学、日本獣医生命科学大学の施設で研究を行うものです。研究期間終了後に成果を報告します。
受託研究をしたい研究者が決まっている場合
研究内容・期間・資金・研究計画等については、当該研究者と直接ご相談ください。
研究テーマに対応できる研究者を探している場合
知的財産推進センターまでお問合せください。
電話:03-5814-6637 FAX:03-3822-2834
メールアドレス:nms-tlo@(@のあとをnms.ac.jpにしてお送りください。)
(1)内容の確認・検討
ご相談いただいた内容を確認のうえ、対応可能であるかを検討いたします。
(2)研究者の探索
対応可能であると決定がなされたものに対し、日本医科大学・日本獣医生命科学大学の研究者から最適な研究者をお探しします。
(3)面談
知財センター員同席のもと、研究者との面談を設定いたします。
(4)その他
1回目の面談後に継続的な対応をご希望の場合については、相談のうえ、決定させていただきます。
相談内容によっては、次の理由により対応できないことがあります。
・お問合せいただいた内容に対応できる研究者がいない場合
・所定事項の記載が不足しているとき、または相談内容が不明確な場合
・自己調査によって解決可能と思われる場合
・その他、本学で対応することが適当でないと認められる場合
手続き等について
研究内容・期間・研究費等について当該研究者とほぼ合意しましたら、受託研究申込書、受託研究契約書(雛型)に必要事項を記載のうえ、各担当窓口にお申込みください。
Q&A
- 共同研究との違いは何ですか?
- 共同研究は企業等と本法人の教職員が共通の研究テーマを持ち、共同で研究を行う制度です。これに対して、受託研究は、企業等からの研究テーマに基づき、本法人の教職員が研究を実施し、成果を受託者に報告する制度です。
共同研究:企業等が本法人と共同して研究を実施する。
受託研究:企業等が研究を実施しない。
- 研究費はどのくらいかかりますか?
- 研究費は、研究内容や研究期間などによって実際の研究費は異なってきますので、実際の費用に関してはご相談のうえ決定いたします。
- 研究期間は決まっているのでしょうか?
- 決まっていません。本法人の研究担当者と協議していただき、その研究に適した研究期間を設定いたします。
- 発生した知的財産権はどのように取扱われますか?
- 受託研究の成果は、原則として発明者主義に基づき、発明への貢献度により権利の持分を決定いたします。しかし、受託研究の条件等によっては、受託研究先に大学の持分を譲渡することも可能です。
- 共同出願した知的財産権の実施の条件は?
- 共同出願した知的財産権については、委託先での活用を最優先いたします。但し、大学では当該知的財産権を自ら商品化または事業化することはありません。そのため、当該知的財産権を活用する場合には、不実施補償料をいただきます。