手術支援ロボット「ダビンチ」導入!
2022年度、手術支援ロボット「ダビンチ」を導入いたしました。
「ダビンチ」とは
ダビンチによる手術は、鉗子やカメラなどを医師が直接的に操作するのではなく、ロボットアームに付いた鉗子などを、遠隔操作により手術を行います。基本的には従来の腹腔鏡下の手術と同じですが、ダビンチ手術の場合は、手術器具を医師が直接的に操作するのでは無く、術者はコンソールボックスという操作パネルにて3D画像を見ながらロボットアームを操作して手術を行います。このロボットアームですが、人の関節のようになめらかに動きますので、細かい作業も正確に簡単に行う事ができます。
さらに、今まで直接見えなかった前立腺の裏側や狭い部位までカメラを挿入し自由に拡大してみる事ができますので、より安全に手術を行う事ができるようになりました。
手術支援ロボット「ダビンチ」
届出施設基準(令和4年7月)
- 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるも
の) - 腹腔鏡下直腸切除・切断術(切除術、
低位前方切除術及び切断術に限る。)(内視鏡手術用支援機器を用 いる場合) - 胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる場合
) - 縦隔鏡下食道悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる場合
) - 腹腔鏡下胃切除術(単純切除術(内視鏡手術用支援機器を用いる
場合)及び腹腔鏡下胃切除術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの ) - 腹腔鏡下胃全摘術(単純全摘術(内視鏡手術用支援機器を用いる
場合)及び腹腔鏡下胃全摘術(悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機 器を用いるもの)) - 腹腔鏡下噴門側胃切除術(単純切除術(内視鏡手術用支援機器を
用いる場合)及び腹腔鏡下噴門側胃切除術(悪性腫瘍手術( 内視鏡手術用支援機器を用いるもの))
※詳細につきましては診察時に主治医とご相談ください。