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【公開セミナー】プラナリアの雄性ホルモンに関する研究

<演題> プラナリアの雄性ホルモンに関する研究
<演者> 疫学部門 福島 誠 先生
<日時> 2010年5月27日(木曜日)15:00~16:00
<場所> 武蔵小杉病院C館1F 第 1・第 2 会議室
<要旨>
近年、脊椎動物型の性ステロイドが、軟体動物など血管系を持ったいくつかの無脊椎動物においても、存在していることが明らかとなっている。扁形動物門渦虫綱に属するプラナリアは上記の無脊椎動物とは異なり、雌雄同体で血液循環系を持たない。このプラナリアにおいて、内因性の性ホルモンが存在しているかどうか、またその機能を解明することは、性ホルモンの進化を探る上で重要である。演者らは、プラナリアにおいて初めてテストステロンを検出し、性ホルモンの1つである可能性を示した。本セミナーでは、プラナリアにおけるテストステロンの局在部位等これ迄に得られた結果について話させて頂く。