日本看護協会「令和3年度厚生労働省補助金事業 看護業務効率化先進事例収集・周知事業 看護業務の効率化先進事例アワード2021」の奨励賞を受賞しました。
今回、日本医科大学千葉北総病院の新型コロナウイルス感染症対応重症病棟(以下、COVID対応病棟)において、物品搬送業務をロボットへ移譲した取り組みが、日本看護協会「令和3年度厚生労働省補助金事業 看護業務効率化先進事例収集・周知事業 看護業務の効率化先進事例アワード2021」の奨励賞を受賞しました。
千葉北総病院のCOVID対応病棟では、2020年8月から物品搬送ロボットを導入しており、今回、2020年12月から2021年5月まで半年間の活動実績を報告しました。物品搬送業務をロボットへ移譲することで、看護師の物品搬送業務時間の削減や物品搬送に関わる費用(PPE・人件費)の削減、さらには看護師の身体的・精神的負担の軽減など、看護業務の効率化やCOVID対応病棟で働く看護師の心理的安全にもつなげることができました。
現在、物品搬送ロボットは、COVID対応病棟に加え、救急外来での物品搬送業務を開始しており、来年度は、一般病棟での活用も検討中です。今後も看護業務の効率化を進め、看護師が専門性を発揮できるように努めていきたいと思います。
(本取り組みの詳細は、2022年3月以降「看護業務効率化先進事例集・周知事業ポータルサイト」から確認ができます)