1年次〜4年次5年次・6年次01234567890123489567222120191817161514132221201918171514231012112310131211充 実 の飛 躍 の全日本医科学生アーチェリー競技大会にて入賞したアーチェリー部の同期とともに中国浙江警察学院での交換留学にて学院長の金誠先生(中央)とともに 日本医科大学に入学すると、明るく開放的な武蔵境キャンパスで待望の学生生活が始まりました。先生方の教授室なども同じフロアにあり、先生方に質問しやすかったことが印象的でした。試験前は武蔵境キャンパスに毎日勉強しに行き、友達と一緒に夜まで勉強していたことはいい思い出です。 2年次からは千駄木校舎で解剖実習なども始まり、医学部に入った実感がとても湧きました。私の中でこの解剖実習は一番楽しかったと言っても過言ではないほど印象に残っています。ありがたいことに2〜4年の毎年次にわたってGPA上位者制度による出席免除制度が適用されました。そのおかげで、分からないところをオンデマンド講義で学修し、空いた時間でアーチェリー部や東洋医学研究会といった部活動の運営を主将として取りまとめたり、学友会長として学内の全部活の新歓を取りまとめたり、さらには研究配属の一環として救急医学教室で窒息の研究をしたりしていました。 6年次の選択クリニカルクラークシップでは希望診療科の泌尿器科の実習で、内視鏡支援手術ロボット(da Vinci)のシミュレーターを操作したほか、陰嚢水腫や精巣捻転の手術、膀胱結石破砕術などを術者として体験させてくださったことで、将来は泌尿器科医として日本の医療に貢献していきたいと考えるようになりました。そして、協定校交換留学の一環として中国と日本双方の法医学の在り方についても学ぶことができました。このように、一人ひとりの学生への教育が手厚いうえに、海外への門戸が誰にでも開かれていることが日本医科大学の良いところだと思います。 6年生は医師国家試験対策の大事な1年でもあります。日本医科大学ではチューター制度のほかに国家試験予備校と連携して、一人残さず取りこぼさない国試対策を4回にわたる綜合試験を通して行われるため、安心して国家試験対策に励むことができます。国家試験合格はもちろんのこと、医療人としての素質を高めるべく、自身をさらに磨いていきたいと考えています。2年次のタイムテーブル6年次のタイムテーブル54 私の曾祖父が110年前の大正5年に日本医科大学の前身(私立日本医学専門学校)を卒業し、地域医療に貢献していたことが入学の動機です。中高時代にお世話になった校医も日本医科大学の医師であり、日本医科大学の歴史と伝統に惹かれ、同じ道を進むことを決意しました。 大学では、コロナ禍の制限の中でも、部活動の主将、学友会長、卒業アルバム委員長などとして多くの学生と交流しました。そして、活気ある校風を守るべく、様々な意見を学生代表としてまとめたところ、先生方は親身になって聞き入れてくださり、学修・生活環境が大幅に向上しました。そういった課外活動だけでなく研究配属や病院実習などでも、先生方が学生の気持ちを温かく受け入れてくださるホスピタリティを随所に実感してきました。GPA上位者制度を利用して、研究配属や学友会活動に注力臨床実習で手術ロボットの操作を体験6年間の歩き方入浴・就寝自由時間先輩と夕食・帰宅部活友人と一緒に勉強解剖実習入浴・就寝国試に向けて自習自由時間帰宅・夕食シミュレーター操作の実習検査見学、講義、図書館でレポート作成睡眠朝食・登校救急医学教室にて窒息の研究友人と昼食睡眠朝食・登校泌尿器科の実習ope見学、回診昼食コロナ禍に負けず、勉強に、大学生活に、全力投球した6年間医学部 医学科6年 廣野優介STUDENTS LIFESTUDENTS LIFE
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