日本医科大学大学案内2026
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新テクノロジー時代の医学部教育etc.《1年次》人文社会科学 選択科目:心身論・文化人類学の最前線1・日本民俗学医学概 論etc.ロボバイオテクス、モーションキャプチャシステムによる運動解析● バイオインフォマティクス● バイオマテリアル● バイオマス/光触媒● 医学統計学/薬剤疫学● ビッグデータ・医学研究● データ解析/創薬情報/生命科学● AI/ロボット技術を用いた遠隔医療に関する研究・実習● 排泄検知loTセンサの臨床現場への適用方法の検討と実践● 未来医療を創造する医工学研究の最前線13 早稲田大学の先進的治療機器を開発する研究室で「僧帽弁閉鎖不全」という心臓の疾患を模擬した病態モデルの作製に取り組みました。 工学的な視点から病態を再現するという新しいアプローチでとても魅力的でした。装置や実験条件の設定を自ら考え、試行錯誤しながら、医療系以外の学部に所属する学生と意見を交わし合い研究を進めました。異なる視点から物事を考えることができ、分野横断的な学びの重要性を実感することができました。将来は医学と他分野との架け橋となり、患者さんにより良い医療の実現に貢献したいと考えます。医学と工学のような異分野の融合から解決策を生み、社会全体の健康と福祉の向上に寄与させることができます。 医学部教育では、医師国家試験合格だけを目標とするのではなく、学問としても医学に興味を持ち、卒業後の医学研究への動機づけや意欲を養うことも重要です。AI、ロボット、VR(Virtual Reality=仮想現実)、モニタリング技術などのテクノロジーが大きく進歩するなかにあって、医学部教育においても早い段階から先端技術を駆使した研究に触れておくことが必要です。 本学では東京理科大学、早稲田大学などの他大学との連携を進め、学生時代から異分野でも研究できるカリキュラムを構築しています。3年次の「科学的探究 3」では、連携大学において、テクノロジーを駆使した先端的な実験も実践することが可能です。4年次以降の後期研究配属も充実しており学生のリサーチマインド涵養につなげています。< 東京理科大学 >< 早稲田大学 >本学では工学系の提携校における研究配属も選択可能、幅広い研究心を育みます。早稲田大学研究配属の学生医学部 医学科4年 一色美穂工学的な視点から病態を再現しました東京理科大学・早稲田大学の研究所において、研究配属が可能工学との融合から生まれた多くの共同研究が進行中早稲田大学との授業交換を実施scene 早稲田大学からの提供科目については、e-Learningにて実施しています。■ 早稲田大学からの提供科目■ 日本医科大学からの提供科目例えば、早稲田大学×日本医科大学connection04

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