7❶❸❷❶❸❷❶メディカルAI学会のポスター発表/❷顕微鏡下、検出AIテスト走行で見えた癌細胞/❸学生同士でAIのコード編集❶NIHのScientificDirectorであるDr.RichardChilds(左)から賞与されたコイン/❷研究に関連して行った電気泳動の実験結果/❸留学先のラボのあるNIH Clinical Center 解析人体病理学教室では、学生を含む研究チームが、患者さんの身体の細胞を採取した標本から、癌細胞を自動検出するAIを開発していることを知り、私も参加したいと思いました。それをかなえてくれたのがGPA上位者特別プログラムです。 研究室での実験や論文執筆、先生方との対面ミーティングを日中に行います。e-Learningの講義は時間と場所を選ばないので、夕方以降に自宅で受けて時間を有効活用しています。講義でわからないところがあっても、メールで質問したり、対面授業に参加して直接質問したりすることで、疑問点を十分に解消できます。この制度を活用すれば、研究や課外活動など興味のあることに積極的に取り組むことができます。 3年次の夏休みにGPA上位者特別プログラムを利用して留学期間を延長し、9月末までNIH(米国国立衛生研究所)で研究を行いました。 留学中は研究室内外での交流を通じ、文化的な差異を体感しましたが、それは却って自身の自我同一性の立脚と多彩な他者観の獲得に結実しました。留学中の講義は帰国後にe-Learningによって疑問点の解消や復習を効率的に行い、短期間に集中して受講しました。医学の学修に忙殺されることの多い医学部でも、e-LearningとGPA上位者特別プログラムを活用することで、様々な経験を積むことができます。留学を通じて自我同一性の確立と多様な他者を理解する重要性に気づいた経験は、人生の多くの局面で新たな視点をもたらしてくれると信じています。プログラム適用の学生プログラム適用の学生メッセージ動画HPで公開中!◉すでに、こんな先輩たちが「GPA上位者特別プログラム制度」を利用しています。癌を自動検出するAIの開発チームに加わり研究で社会貢献する魅力を発見しました医学部 医学科6年田中 俊夏休みの研究留学を秋まで延長して帰国後にe-Learningで集中学習しました医学部 医学科4年井澤理咲
元のページ ../index.html#8