HOSPITAL DATA◎病床数/405床 ◎構造/鉄筋鉄骨コンクリート造 ◎階数/地上5階、地下1階・約3,200㎡ ◎重症病室/救命救急センター:19床、HCU:12床 ◎新生児重症病室/NICU:3床 ◎手術室/8床 ◎エレベーター/7台 ◎駐車場/132台 ◎所在地/〒206-8512 東京都多摩市永山1-7-1TEL. 042-371-2111(代) ◎URL/https://www.nms.ac.jp/tama-h/54多摩ニュータウンにおける地域医療の基幹病院として地元の強い要望を受けて開院しました。地域医療はもちろん、高度先進医療、研究、医学教育でも貢献しています。地域の基幹病院として 1977年に多摩ニュータウン地区・総合医療・健康対策計画として、各方面からの強い要望を受け開院した多摩永山病院。多摩市で唯一の大学病院として、地域の基幹病院として、地域医療に貢献するとともに、高度先進医療、研究、医学教育にも全力を傾けてきました。 当院の特徴としては、地域密着の地域医療の中核病院としての機能と、高度医療を提供する大学病院の二つの側面を持っていることです。災害拠点病院、地域医療支援病院、周産期連携病院、脳卒中急性期医療機関、東京都がん診療連携拠点病院、救命救急センターなどの指定を受け、脳血管疾患や心疾患に対するカテーテル治療、緊急脳外科手術など、地域の重症患者さんの最後の砦として信頼を集めています。 また、大学病院として高度医療を提供し、良き医療人を養成することも大切な役割です。南多摩医療圏ではまだ少ない『ダビンチ』によるロボット支援下手術を導入していることもそのひとつであり、高度医療を都心まで行かずともこの南多摩医療圏内で受けられることは患者さんにとっても大きなメリットになります。若手を中心にこの手技が広がっており、新たな医療に取り組む環境も整っています。泌尿器科と消化器外科が、2023年の8月からと9月からダビンチの最新機器Xi(ハイエンド機種)を用いたロボット支援下手術を開始しました。ダビンチXiは、手術支援ロボットの第4世代として開発されました。医師が4本のアームを遠隔操作し、手術を行います。モニターには高画質の3次元立体画像が映し出されるため、細部まで鮮明に見え、拡大も自由自在です。これらの特性により、ダビンチXiは、高精度の安全性と患者の生活の質(QOL)の向上を実現します。幅広い外科系の診療科でロボット支援下手術を開始手術支援ロボット「ダビンチ」のハイエンド機種Xiが活躍中!HOSPITAL TOPICS病める人の立場に立ち安全かつ先進的医療を実践日本医科大学 多摩永山病院
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