Nippon Medical School Brochure 2025
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33世界中の人々に尽くせる医師・医学者を養成するために、医学英語に力を入れ、世界各国の医療機関や大学と協定を結び、学生の派遣・受け入れや積極的な国際交流を図っています。毎年、数多くの本学学生が大きな夢と可能性を抱き、海外の医療現場で学んでいます。世界各国の協定校でグローバルな視野を養う 6年次の選択クリニカル・クラークシップでは、提携大学であるハワイ大学、ジョージワシントン大学や南カリフォルニア大学などでも実習を行えます。海外での臨床実習を経験し、異国の文化・歴史に触れてグローバルな視野を養うことは、自らの医学や医療に対する姿勢を見直し、将来の方向性を考えていく上で、大きな意味を持つことになるでしょう。また、医学英語の上達にも最適の機会です。 急速かつグローバルに進化する医療の世界において、医師の生涯教育に必要なレベルの英語能力を身につけるために、外国人の模擬患者さんとの医療コミュニケーションを図る授業、また医学英語論文のためのトレーニングコースなどを開催。学生はもとより、研修医、大学院生、教職員に向けて全学的に医学英語を推進する意識改革を行っています。 選択クリニカル・クラークシップの海外臨床実習のほかに、東南アジア医学研究会によるタイやアジア諸国への医学留学、MESS(MedicalEnglishSpeakingSociety)と国際医学生連盟(IFMSA)によるヨーロッパ諸国との短期交換留学など、クラブ活動を通した国際交流も充実。最近ではSummerStudentとして、アメリカ国立衛生研究所(NIH)など欧米の一流医学研究機関で夏休みを過ごしている学生もいます。 将来、海外で臨床医として働きたい学生のために、実際に海外で働く医師、働いていた医師の講演会を開催し、先輩の生の声を聴ける場所を提供しています。 また、町淳二ハワイ大学医学部教授が総括するアメリカ式の医学教育「ハワイ医学教育プログラム」(HMEP=Hawaii Medical Education Program)を導入し、アメリカでレジデントを目指すためのプログラムを提供する予定です。医学英語能力アップの推進●TOEFL-ITPの実施●英語のnative speakerとの コミュニケーション実習●外国人模擬患者さんによる医療面接実習●ゴータム特任教授による英語カンファレンス●医学英語論文トレーニングコースなどPOINT 海外の病院で臨床実習を行い視野を広げる 医学英語教育 Medical English Education クラブ活動を通した国際交流も充実 アメリカ医師免許取得のサポート医学英語を修得できる多彩なプログラム海外経験のある先輩達との交流が可能POINTPOINTCURRICULUM世界で医師・医学者として活躍するために海外交流

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