Nippon Medical School Brochure 2025
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30診療参加型のクリニカル・クラークシップでは、3〜4名の小グループに分かれ、日本医科大学付属病院をはじめとする4病院の各診療科を1〜4週間かけて、すべて回ります。診療チームの一員として朝のカンファレンスから参加して病棟回診や手術見学なども経験。医療面接法、診断の流れ、基本的な手技、医師として相応しい診療態度などを身につけていきます。医の倫理、安全性、コミュニケーションなどにも重点が置かれ、臨床能力の高い医師を育成します。 クリニカル・クラークシップをさらに発展させた6年次の選択クリニカル・クラークシップでは、学外の病院や、海外の大学や病院で実習を行うという選択肢も用意されています。海外の医療技術を学び、医療従事者や患者さんと触れ合う経験は、医療・医学への視野を広げる上で大きな財産となります。 高度救命救急センターでの救急医療、遺伝子診断、臓器移植などを実施している日本医科大学付属病院、日本最先端のメディカルコントロール体制を備えた千葉北総病院をはじめとして、本学付属の4病院におけるクリニカル・クラークシップで最先端医療に触れることは、非常に貴重で有益な体験となります。 臨床実習を開始する際に、医学生として適切な医行為を行うための実践的な臨床能力を身につけます。医療面接や外科的な基本手技の実習などを最先端のシミュレーターで行うほか、ボランティアの模擬患者さんにご協力をいただき、症例から考えたり、総合病態を学ぶプログラムに参加して、診断の道筋を理解する力を育みます。 海外の医療現場を体験し、 人として成長する海外臨床実習 ハイレベルな技術を備えた医師と 最新の医療設備から学ぶ 医学生として適切な医行為が行える 実践的な臨床能力を身につけるCURRICULUMチーム医療のメンバーとして診療に参加し知識を身につける。臨床実習(クリニカル・クラークシップ)

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