Nippon Medical School Brochure 2025
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通常のクリニカル・クラークシップではあまり学生が立ち入ることのできない術野を見わたせる位置から、迫真のリアリティをもって救命救急の現場を経験することができます。9医学教育の現場に、よりリアルで、どこでも体験可能で、強い印象を与える教育手法をもたらすVirtual Reality。VRは「机上の学問」という言葉の概念を根底からくつがえすインパクトをもって、質の高い医師を育成します。 医学教育の現場に、よりリアルで、どこでも体験可能で、強い印象を与える教育手法をもたらすVirtualReality。VRは「机上の学問」という言葉の概念を根底からくつがえすインパクトをもって、網羅的な臨床経験を約束します。たとえば、「救命救急VR」による臨床実習もそのひとつです。 VRゴーグルを装着した医学生は、あたかも自分自身が手術現場や救命救急の処置室など、現場の真っ只中にいるような状況に身を置くことができます。全方位を撮影できるカメラを使用し、処置台の中央上部から映すことにより、その場の緊迫した雰囲気も伝わります。 VRゴーグルを装着している人の目線の動きを計測することも可能です。ベテラン医師と医学生では、「どこを見ているか」着目点が異なります。このVRシステムを使うと、目線の動きを計測しAIを使って解析するので、「救命の現場ではどこに着目すべきか」を明確に学生に伝えることができます。本学のICT推進センターが推し進めているVRの活用をはじめとした「未来型医学教育とDX」は、「令和4年度 大学機関別認証評価 評価報告書」の中で、特記事項として採り上げられています。ER現場を360度カメラで撮影360度カメラとVRゴーグルで臨床実習前教育の効果を向上VRゴーグルで学生が視聴scene日本高等教育評価機構の「大学機関別認証評価」公益財団法人迫真の映像を捉える高精細カメラが学生の期待とモチベーションに応えます新テクノロジー時代の医学部教育VR活用の「クリニカル・クラークシップ」By chanceではない臨床経験をハイブリッドで実現する

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